パワフルに生きる心理学

PTSDを患って知った心の仕組みや健康についてまとめています。

眠れない恐怖!〜睡眠薬より効いた習慣

f:id:szero:20151226144453j:plain

こんにちは!

ブログを読んで下さる皆様、ありがとうございます!

先日、毎日新聞の記事で

「介護殺人は、不眠により精神的に追い詰められたことが原因の半数近い」

というものがありました。

「不眠」というものは、本当に辛いものです。私は勿論何度も経験しています。

眠れない日が続くと、「自分は壊れてしまったのではないか…」という、凄まじい恐怖に襲われてしまうのです。その結果、精神のバランスを崩してしまうという事に最近気付きました。

私は「睡眠薬をいくら強くしても眠れなくなってしまう」という経験をしました。その時は、眠れないどころか、薬の副作用と見られる症状に苦しみ、ものすごいダメージを受けてしまいました。

睡眠薬は、効くうちは本当に心強い味方ですが、私はこの様な体験があるので、それ以来、睡眠薬には頼らないようにしています。

私は、睡眠薬は「効かない事もある」し、「効いたとしても、副作用に苦しむ事もある」ものだと思っているからです。

不眠についても、いつも通り警察や精神科医に相談したのですが、共通して言われたことは、

「不眠を気にしすぎるな」

という事でした。

「横になって、目をつむっているだけでも、ある程度効果はある」

「気づかぬ間にいつの間にか眠っている可能性もある」(これは、直接言われたか、本などで読んだか、今では曖昧ですが、言われたような気がします。)

これは、「睡眠=エネルギーの回復」という観点からすれば、「リラックスして副交感神経を優位にする事により、エネルギーを蓄える」事でも、効果的には近いものがあるという事だと思います。目をつむる「瞑想」も、脳からすれば、「睡眠」の手助けになるという事も本で読んだ様な気もします。

デール・カーネギーも、不眠は、「不眠に悩むことが有害」という様なことを本で書いていました。

「不眠を気にしすぎない」事は確かにその通りだと思います。

ただ、そんなことを言われても、

「辛いものは辛い!」のが人間です。

睡眠薬が効くうちは、頼るのも手ですし、サプリメントや、アロマテラピーなどもあります。


当時私は、アルバイト等で、「休みの最終日に眠れない」事にずっと悩んでいました。

初めは、「何をやっていいか解らない」状態でしたが、色々やっているうちに眠れるようになりました。

不眠の背後には「仕事への不安」があったのです。

人間、やはり「心配事」があると眠れないものです。

「無意識に心配事」があるから眠れなかったのだと思います。

今では、「眠れない時」は「気がかりなことを洗いだし」、「悩むのではなく、対策を考える」事によって、不眠を免れています。

「心配事」は、夜まで持ち越さず、直ぐに対応するのが、不眠の予防になるものだと思います。