パワフルに生きる心理学

PTSDを患って知った心の仕組みや健康についてまとめています。

恐れすぎると鬱になる!

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こんばんは。

ブログを読んで下さる皆様、ありがとうございます!

先日、Facebookで自分の去年の投稿を見ました。去年の私は「自分が寒さに弱いこと」を気にしていました。

私は去年まで、冬は24時間カイロが手離せず、カイロをきらすと「凄まじい不安」に襲われて、気が気ではありませんでした。

これは、「冷えは万病の元」「寒いのが嫌」と言うのも勿論ありますが、

「鬱は冷えによる病気」という事を以前、本で読んだ事も大きかったと思います。

以前、私は、PTSDを患うような衝撃的な出来事に遭遇した時に、「ぼんやりして何も感じなくなった」り、「物凄い感情が生じた」りして、「全く仕事ができなくなる」などした事から

「もう鬱は嫌だ」と思い、

(抗鬱剤で気持ちが楽になったというのもありますが「何故か鬱病」と思い込んでいました)

アロマテラピーをしたり、「規則正しい生活」に異常にこだわったり、散歩をしたり、趣味にのめり込んだりと、

とにかく、鬱病でもなかったのに、「鬱病が再発しないように」万全を尽くしていました。

又、「気分の落ち込み」等にもかなり神経質になりました。

抗鬱剤で気分の落ち込みを押さえるのみならず、「甘いもの」で気分を良くしたり、カイロを貼って気分を良くしたり、一日中仕事に没頭して気分を良くしたりと、

今思えば、それこそ「病的」なまでに「鬱病にならないように」気をつけていました。

「規則正しい生活をしなければならない」

「気分を落ち込ませてはならない」

「いかなるときも朗らかでなければならない」

と、がんじがらめに自分にルールを課しており、今思えば「抗鬱剤のドーピングを打って修行」している様な状態でした。

抗鬱剤が無ければ無理だっただろう」と思える程、とにかく、ストレスフルでストイックな毎日を送っていました。

その様なストレスと甘いものの食べ過ぎと、ろくに休まず働き続けたため、28才を迎える少し前には、再び鬱状態になってしまい、体に鉛が入った様に動かなくなってしまいました。程無くして、肝臓の異常も見つかりました。

私は、鬱にならないように万全に対応しすぎて、思い詰めて逆に鬱になってしまったのです。

「誰でも落ち込む事はある」

後にカウンセリングを始めた時に、お医者様に言われて「落ち込むのは、病気では無いんだ」と、物凄く安心した事を思い出しました。

人間、置かれている状況が悪いときのみならず、疲れたり、体の調子が悪い時には、ネガティブになるそうです。

ネガティブになった時には、鬱を恐れて思い詰めたり、甘いもの等に頼るよりも、まず、ご自身の体調に留意して、必要があれば、早目に受診なさって下さい。

それと、ショッキングな出来事に遭遇して辛いときは、PTSDにならないように、きちんと心のケアをなさって下さい。

※カイロを貼ったまま眠ると、低温火傷します。

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