本当にストレス性ですか?
こんにちは!
ブログを読んで下さる皆様、ありがとうございます。
私は、何年もの間「お腹を下す」事に悩んでいました。
以前、凄まじい過敏症大腸で、体重が激減して、起きられなくなった経験から、
「又ストレス性だろう」
と、思い込んでいました。
「思い込んでいました」と言うことで、お気づきかと思いますが、実は、私がお腹を下していたのは、ストレスのせいではありませんでした。
それに気付くまで、私は、すっかり自信を無くしていました。
「お腹を下すのは、自分がストレスに弱いからだ」
と思っていたからです。
自分が「ストレスに弱い」って、嫌ですよね。
私は「自分はストレスに弱い」と、すっかり自信を無くしていました。
過敏症大腸に限らず、鬱状態で働けなくなったり、「耳鳴り」や「コンタクトレンズが入らなくなる」で医院に行っても、「どこにも異常が無い」事を繰り返していた私は、
「自分はストレスに弱いから、又ストレス性だろう」と思い込んでいました。
ただ、物凄く弱気になった時に、本当にいつまでも続くので、「良くない病気ではないか」と、さすがに心配になりました。
とりあえず、以前購入した健康雑誌に「便の特集」があった事を思い出し、改めて読んでみました。
すると、「食べる量が足りない可能性がある」
とあったので、食べる量を増やしてみようとました。
それでもダメなら、病院に行こうと思って行こうと思ってました。
そして食べる量を増やしてみると、
「便通がまともになりました」
私が「お腹を下していた」のは、「大変な病気」でも「ストレス性の過敏症大腸」でもなくて、
「単なる少食」
のせいだったのです。
これに気付いたのは、本当に近年です。
ある程度、客観視出来るようになったからこそ、「大したストレスがない」にも関わらず、「ストレス性の過敏症大腸」に疑問を持ち、事実を突き止めるに至りました。
かつて私は「鬱病」と「PTSD」を間違え、今度は「どこも悪くない」のに、「ストレス性の過敏症大腸」と思い込んでいたのです。
ずっと「自分はストレスに弱いダメ人間だ」と思っていた私は、とても安心して自信を持てたのを覚えています。
他にも、これも近年ですが、
「どうも色々あって、精神的に落ち込んだりして辛い」
とお医者様に話しているうちに、
「食事も睡眠もおろそかにしている」
事が判明し、
「それでは、精神状態も悪くなる」
と言われ、物凄く納得したこともあります。
今回、私がお伝えしたいのは
「ストレス性の病気、自分の頭」を疑う前に、
「食事や睡眠など、まずは、自分の生活習慣」を疑って下さい。
という事です。
「あなたのメンタルは、そんなに弱くない」かもしれません。
「どうしても不安で仕方ない時」は、何か他に心配事があるのかもしれません。
自分の心と向き合ってみてはいかがでしょうか。
※病気が疑われるとき、(下痢が続く時)は、お早めに受診なさって下さい。
考えすぎじゃないすか?優秀な相棒
こんばんは。
読んでくださる皆様、本当にありがとうございます。
今日は、病気の事ではなく明るい話題「直感」について書きます。
なぜ「明るい話題」かというと、私達は、実は「直感」という「物凄い武器」を持っているという事について書こうと思うからです。
「脳」というものは、物凄い性能を持っています。「脳」は、物凄い「コンピューター」なのです。
私は、何年か前カウンセリングを卒業した後だと思いますが、車を運転中に「見覚えのある内装」の車と交差点の辺りですれちがいました。
その車の内装は、以前、私が警察官をしていた時にお世話になった先輩の車のものにそっくりだったのです。
私は、ふと、その人の事を思い出し、退職後に見た「警察官募集」のパンフレットで、その人が「白バイを運転している」と言う事を見たのを思い出しました。
そういう事を考えていると…
「一台の白バイとすれちがいました」
偶然に驚いてると、なんと、白バイは次々に走って来て、すれ違いました。
これは、今にして思うと、「単なる偶然」ですが
当時私は「未来を予知した」 様な気持ちになりました。
「予知」は気のせいだとしても、
1 何台もすれ違う車の中から、特徴的な内装の車に気づく
2 その内装から、「次々と関連する事を思い出す」
という事を「脳はやってのけた」のです。
例えば「最新のスマホが気になっている」と、普段の生活の中でも、「そのスマホが目に飛び込んでくる」という事は、よく言われることですが、
「脳」というものは、私達が意識せずとも、実は色々やっているのです。
「脳は、なにもしていないときに何かをしている」
という事を、だいぶ前ですが新聞で読んだ方もいらっしゃるかもしれません。一時期「脳」がブームになり、書店にも沢山の本が並びました。
私は、体を壊して仕事を失い、中々就職もうまくかず、直ぐに体を壊してしまうという状況等に、落ち込む事が多く、カウンセリングを受け始める前から、「ザ・シークレット」や仏教関係の本などを、藁にもすがる思いで読んでいました。
時期はよく覚えていないのですが、先ほどの白バイの件の頃だったと思います。「瞑想が良い」というのを知り、ふと、瞑想の本を手に取りました。
※「瞑想で鬱はなおらない」という様な研究結果が近年出たような気がします。
その本で私が一番気になったのは、「脳」の機能でした。私はここで「脳」に強い関心を持ちました。
とにかく、何かとトラブルに巻き込まれる事が多く、すっかり自信を失っていた私は
「私がダメでも、脳は凄い性能を持っている!」
と、とても勇気付けられました。
「私がダメなら、代わりに脳に何とかしてもらえば良いのでは?」
と、冷酷な判断を自分に下し、とにかく「脳」について猛勉強しました。
知れば知るほど、「脳は物凄い能力を持っている」事を知りました。
例えば、「人間の行動の大部分は無意識」という様に、
人間「実はそんなに、いちいち頭を使って考えて行動している訳ではない」という事を知りました。
例えば、文字を入力する動作にしても、いちいち考えずとも、手が勝手に動きます。脳が勝手にやってくれるのです。
自分に全く自信を失っていた私は、「自分は考えが足りない」と思い込み、「考える必要の無い事」まで「考えすぎていた」のです。
勿論、人間考えるべき事はありますが、
「何でもかんでもとにかく考えれば良いというものではない」という事実は、
「私はバカでも脳というものは凄い」という事と合わせて、私の気持ちを楽にした事を覚えています。
やっと、「直感」の話になりますが、
脳は、何かを見たりすると「無意識であっても脳に蓄積された様々なデータ」の中から、「何かしらの結論」を導きだします。
例えば、「直感」は「初めて会った人なのに、どうも苦手だ」という様なものだと思います。
「何故だろう?」と考えてみると、
「単に、大嫌いな人に雰囲気が似ていた。」だけ
だったりします。
この様な「直感」の声は、従うかどうかは別として、
「参考に」してみると「思わぬ危険」を避けられるかもしれません。
というのは、私は以前「警察をよく思わない会社」に就職してしまい、「潜入捜査」だと思われたのか、「全く歓迎されなかった」苦い思い出があります。
(歓迎されなかったこの理由は去年やっと解ったのですが。)
私は、この就職でかなりダメージを受けてしまいました。
後からふりかえってみると、「不穏な気配はかなり早い時期からあった」と言うことに気付き、
この「なんか変だという直感を、もっと早く生かしていれば…」というのが「直感」を含む「脳」の勉強を始めたきっかけでした。
この会社で早くに感じた、「なんか変だ」は、間違い無く「未来を予知していた」のです。
※この様な「直感」は、不安や恐怖、ストレスで心にゆとりが無いときは、働かないそうです。
PTSDに気付いたきっかけ
こんばんは。
ブログを読んで下さる皆様、ありがとうございます。
今日は、私がPTSDに気付いたきっかけについて書きます。
衝撃的な出来事に遭遇すると、心は大きなダメージを受けます。
私はその結果、その出来事から1年もしない内に自殺未遂を図り、病院に担ぎ込まれました。
少ししてから、家族に言われて、嫌々精神科に行くことになりました。
原因となった出来事については「考えるだけで物凄く精神状態が悪くなっていた」ため、考えない様にしており、誰にも話さず、病院でも話しませんでした。
私は何故か「自分は鬱病だ」と決めつけていたので、「鬱病の治療をすればよい」と思っていたというのもあります。
「ストレスがたまって精神的に不安定になった」とだけ伝え、処方された抗鬱剤を服用したところ、
「1年間苦しんでいたのが嘘のように」気持ちが楽になりました。
「自分はもうだめだ」と思って自殺を図ったのですが
「抗鬱剤を飲んで、安静にしただけで」元に戻ったのです。
そこで、「やっぱり鬱病だ」と思い、鬱病について勉強して、定期的に病院にも通い、鬱病にならないように、メンタルには人一倍気を付けていました。
その成果もあり、多少、嫌な事があっても気に病むこともなく、仕事もしっかりでき、家事もしっかりやるなど「一見なんの問題もなく」生活していました。
当然、お医者様にも「何も問題がない」と伝えていたため、「薬どうする?」という話も出ていました。
ところが、その後、警察官となり、大丈夫だと思って抗鬱剤を止めたところ、様々な事情も重なり、又、鬱になってしまいました。(詳しくは「記憶喪失」をご覧ください。)
少し休み、新たな仕事に就いたのですが、仕事の負担を下げたにも関わらず、又、様々な事情があり、今度も直ぐに酷い過敏症大腸になってしまいました。
体も食べ物を受け付けなくなり、点滴で栄養を補給したりしました。起きている事もできず、極短期間に体重が10キロ位落ちました。結局、又仕事は辞めることになりました。
①いつまで経ってもお腹の調子がおかしいのと②「就職しても又、体がおかしくなって仕事を続けられなくなるかもしれない」という不安で、
さすがに
「ある出来事を境に抗鬱剤を手放せなくなった事実」
に、向き合わざるを得なくなりました。
「もしかしたら、PTSDかもしれない」
警察学校で参加した「犯罪被害者支援」のイベントを思い出したのもあります。
警察学校で「交通手段がなくて行けないならバスを出す」(警察学校に在籍中は車の使用には制限がありました。)
と言われて強引に連れていかれたイベントでしたが、
実は、犯罪被害者の方の話を聞く内に私は、「胸というか、溝内の辺りがモヤモヤ」していた事を思い出したのです。
不安の正体を見破れ!
「なにか心配事でもあるんじゃないの?」
これは、「とにかく、常日頃不安ばかり感じて、それだけで疲れてしまう」と相談した時、お医者様がふと漏らした一言です。
カウンセリングを受けはじめて、しばらくした頃だったと思います。
当時私は、とにかく不安を感じてばかりいました。
具体的には、
「車上荒らしにあったらどうしよう」
「空き巣が入ったらどうしよう」
と言った具合に、いつも何かしら不安を抱えていました。
はじめのうちは、
「鍵をこじ開けるには時間がかかるよ」
等と言われて、納得して「心配するのをやめる」という手段をとってましたが、カウンセリングも卒業して、アルバイトも慣れてきた頃も、「疲れているとき」等は、「物凄い不安」に襲われる事が多々あり、ほとほと疲れはてていました。
仕事に関する事でしたので、いつも社員の方に相談して解決していましたが、情けない気持ちでいっぱいでした。
「疲れる」わ、「申し訳ない」わで、困り果てて悩んでいた時に、全ての「不安」の共通点に気付きました。
私が恐れていたのは、実は全て、犯罪等の「対人関係のトラブルに巻き込まれること」だったのです。
ここまで解れば、後は簡単でした。
「対人関係のトラブルに巻き込まれないように、気を付ける」だけです。
「不安で仕方ない時」、心の奥には「心配事」があるようです。不安を解消するには、「心配事を解決する」というのはいかがでしょう?
「不安」は「心配事がある」というアラームのようです。
※人は、新しい環境に飛び込むとき等は、誰しも不安を感じます。
※絵を上手く書けるように努力します。
2021.7.5 追加
ptsdを患うと不安を感じやすくなるそうです
判断力は研くもの
こんにちは!
本日、サッカー女子日本代表の澤穂希選手が現役を引退するという事を発表しました。
今回のブログのタイトルである、「判断力は研くもの」という事は、私はテレビで会見する彼女に教わり、とても勇気を貰いました。
正確には、「判断力をもっと研きたい」という内容でしたが、「自分はダメな人間だ…」と思っていた私にとって、彼女の言葉はとても衝撃的でした。
「判断力は、研けるものなんだ!」と、目からウロコが落ちました。
「考えて、判断して、人生を切り開く事ができるのだ!」と、私はそれだけでワクワクしました。
本などでも、その様なことは読んでいたのですが、彼女の言葉もあり、気が付けば、いつの間にかアルバイトで生かせるようになっていたように思います。
澤穂希さんの今後の更なるご活躍をお祈りして居りますm(__)m
※私は剣道部でした。
私は誰?
こんにちは。
ブログを読んでくださる皆様、本当にありがとうございますm(__)m
今日はタイトルの「私は誰?」という事で「本当の自分」について書こうと思います。
私は、辛い出来事に巻き込まれたことをきっかけに「過去の記憶を引き出すこと」が難しくなってしまったという事を以前書きました。
とにかく「過去は一切ふりかえらず、感情は無視して目の前の事を精一杯やる」毎日でした。
「自分の過去、自分の感情」を無視して、無理矢理周囲に合わせて生活していました。
それは、何より「それ以前考えていた事を思い出せない」のと、辛い出来事に巻き込まれたことで「すっかり自信を無くしてしまった」事によります。
しかし、ある時、ふと、「私は本当に自信がないのか?」と気付きました。
それは、「とにかく、不安で申し訳なさそうな私」がいる一方で、
「私なら役に立てる筈」という考えに基づいて「行動」していたり、何気に呟いた一言が自信に満ちていたり…
つまり、「頭では、私はダメだ、ダメだ」と考えているからその様に振る舞いますが、
「何気なく下した判断」や「何気なく呟いた一言」が、自信に満ちていたのです。
「もしかしたら、私はこういう人間なのではないか?」
これに気付いたことが、「本当の私」との再会でした。
事実、私は、大学を出てから、辛い出来事に巻き込まれるまで、仕事が面白くて仕方ありませんでした。目に見えた成果もあげられ、それなりに自信も持っていました。
「これが、本当の私です」
人間、子供の頃から「何かしら思い、考えながら」生きています。その、「思ったこと」「考えたこと」が、「その人間を作っている」と、その時気付きました。
「人間」とは、「いつの間にか形作られている」ものであって、「ネガティブな思い込みで形作られている」ものでは無いようです。
この「いつの間にか出来ていた、本当の自分」、多分自分の「無意識」に気付くことが、「自分の能力を発揮する」事につながるという様なことを、以前本で読んだような気がします。
私はとにかく、鬱や心身症を何とかしたかったこと等から、以前に心理学や脳科学の本を読み漁っていたのも、回復の手助けになったと思います。
話は戻りますが、辛い出来事に巻き込まれて、「意識的に」記憶を引き出せなくとも、「無意識」では、勝手に「今までの自分」に基づいて行動しています。
「悪い習慣が、簡単には抜けない」のと同じで、「習慣はそう簡単には抜けない」ので、「記憶を引き出せない」からと言って、「記憶が消える訳ではない」と実感しました。
この事は、「自分はもうだめで、かつての自分はもう居ない」と思っていた私に勇気を与えてくれました。
これは、記憶を引き出せなくなって、10年近く経って気付きました。意識せずとも「本当の自分」は、ずっと生きていて、自分で気付かなかっただけのようでした。
「無意識に発した一言」、「無意識に下した決断」が、自分でも気付かない「本当の自分」をあらわしているのです。
※人間、体の調子が悪かったり、疲れていたり、ストレスがたまってくると、ネガティブになります。
復活
こんにちは!
早速ブログを読んで下さった皆様、ありがとうございますm(__)m
今日は、恐らくこのブログを読んで下さる方が一番気になる「私がどのようなカウンセリングで立ち直ったか」について書こうと思います。
まず、私がカウンセリングを受ける様なったきっかけは「警察に説得されたため」です。
鬱や過敏性大腸で立て続けに職を失って体調の優れない私は、すっかり自信を無くし、家族ともうまく行かず「自暴自棄になって家出や自殺未遂」を繰り返していました。
いつ頃からか、かつての職場であった警察に助けを求める様になっており、何度も説得されて、漸く「半ば強引に通院」する事となりました。
人間「自分は頭がおかしいのではないか?」と思えば思うほど、精神科等には行くのが怖くなるものです。ただ「それで、悲しくなるのは、当たり前だよ」というようなことを言ってもらい「頭がおかしくない事」が証明され、自分に自信が付く事になりました。精神科への通院は、その様な事の繰返しでした。
警察の人が言うには「同じことでも、お医者さんに言われた方が納得するから」と言う事で、実際その通りで、お医者様に「おかしくない」と言われると、人間安心するのです。
話はそれましたが、この様な私が目標としたのは「物事を客観的に見ることが出来るようになる事」でした。その為に勧められたのが「日記をつけること」でした。
日記をつけて、自分の感情面で気になった事を診察の時に先生に話し、やりとりを通して、客観的な視点を身につけていくと言うものでした。私はそれを日記や普段の生活にいかして、徐々に1人でも出来るようになるように努めました。
ただ、前回も書いたとおり、長年連れ添ってきた悪い習慣や悪い癖はなかなか無くならないもので、家出をして、急きょ予約を入れて話を聞いてもらう事もありました。それでも、その様なカウンセリングは、直ぐに成果を上げ、客観的に物事を見られるようになり、社会復帰へとつながる事となりました。
薬については「PTSDになる前は、飲まなくても生活できた」し、他にも思うところがあって、飲まない事とし、先生のOKもでたので、飲みませんでした。
「精神科」と聞くと、良からぬイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、わかりやすく言えば、この様な「メンタル専門の個別指導(あくまで治療ですが…)」で何とか、「認知の歪み」を正して普通に生活出来るようになりました。
ただ、本格的に自信を取り戻せたのはやはり、アルバイトであれ、一緒に働く方に助けていただきながら、PTSDを患う以前のレベルの仕事が出来るようになった時です。これも、私は1年ほどで何とか取り戻す事ができました。
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